晴耕雨読で生きる

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

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『後悔しない超選択術』:メンタリストDaiGo【感想】|人生を左右する選択は1日70回

こんにちは。本日は、メンタリストDaiGo氏の「後悔しない超選択術」の紹介です。 メディアに登場する機会も多いので知名度は抜群です。著作も多いですが、読むのは初めてです。自己啓発というよりはノウハウ本でしょうか。メンタリストの知識と経験を使い、…

『ABC殺人事件』:アガサ・クリスティ【感想】|ポアロのもとに届けられた挑戦状

こんにちは。本日は、アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」の感想です。 アガサ・クリスティの代表作のひとつで、エルキュール・ポアロシリーズの長編第11作目です。長編だけでも33作品ありますが、その中でも人気の作品です。アガサ・クリスティ自身は、ポ…

『ムゲンのⅰ』:知念 実希人【感想】|すべては繋がり、世界は一変する。

こんにちは。本日は、2020年本屋大賞第8位、知念実希人氏の「ムゲンのⅰ」の感想です。 2018年と2019年に続き、3年連続で本屋大賞にノミネートされています。医師である著者が描く作品は、医療が舞台になることが多い。本作は「イレス」という原因不明の病…

『燃えよ剣』:司馬遼太郎【感想】|新選組をつくりあげた男

こんにちは。本日は、司馬遼太郎氏の「燃えよ剣」の感想です。 幕末の激動期は多くの魅力的な人物を生み出しました。「燃えよ剣」は、新選組副長の土方歳三が主人公です。幕末は、どの立場から眺めるかで見え方が全く違ってきます。「竜馬がゆく」は未読です…

『眠りの森』:東野圭吾【感想】|沈黙を続ける限り、苦しみは消えない

こんにちは。本日は、東野圭吾氏の「眠りの森」の感想です。 加賀恭一郎シリーズの第二作目。前作「卒業」で大学生だった加賀は、本作では刑事になっています。刑事の加賀恭一郎が、どのようにして事件を解決していくのか楽しみです。 本作での加賀恭一郎は3…

定期「2020年4月(卯月)」の読書本

新年度が始まる4月ですが、コロナ禍で不安ばかりが増していきます。外出を自粛していても、コロナの状況が気になり、ゆっくりと本を読む落ち着いた気持ちになかなかなれない状況でした。 4月の読書本は7作品です。2020年本屋大賞関連が4作品でした。4月…

『10倍速く書ける 超スピード文章術』:上阪 徹【感想】|悩まず一気に書き終わる

こんにちは。本日は、上阪 徹氏の「10倍速く書ける 超スピード文章術」の紹介です。 文章を書くのが苦手な人は多いと思います。書き出しから躓き、書き出せない人もいるでしょう。 「何を書けばいいのか」 「どのように書けばいいのか」 著者はブックライタ…

『夏物語』:川上未映子【感想】|生まれてくることの意味は・・・

こんにちは。本日は、2020年本屋大賞第7位、川上未映子さんの「夏物語」の感想です。 一部と二部から構成されています。一部は、2008年芥川賞受賞作の「乳と卵」を再構築しています。「乳と卵」は未読なので本作との関係性については言及できませんが、描き…

東野圭吾:『加賀恭一郎シリーズ』発刊順 全作品

こんにちは。本日は、東野圭吾氏の「加賀恭一郎シリーズ」を紹介します。 刑事「加賀恭一郎」を主人公にしたミステリーで、「ガリレオシリーズ」とは違った面白さがあります。 加賀恭一郎が初めて登場したのは、東野圭吾氏のデビュー第二作目「卒業」です。…

『陽気なギャングは三つ数えろ』:伊坂幸太郎【感想】|絶体絶命のカウントダウン!

こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「陽気なギャングは三つ数えろ」の感想です。 「陽気なギャング」シリーズの三作目。前作「陽気なギャングの日常と襲撃」から約9年が経ち、再び四人が帰ってきました。十年一昔と言いますが、情報化社会では一昔どころで…

『飛騨忍法帖』:山田風太郎【感想】|一人の女に殉じた飛騨忍者の凄絶

こんにちは。本日は、1960年に発表された、山田風太郎氏の忍法帖シリーズ「飛騨忍法帖」の紹介です。 舞台は幕末。主人公「乗鞍丞馬」は飛騨幻法を使う忍者です。幕末の近代化の中で忍者はどこまで存在感があるのでしょうか。忍術の圧倒的な強さと近代兵器の…

『読書は「アウトプット」が99%』:藤井孝一【感想】

こんにちは。本日は、藤井 孝一氏の「読書は『アウトプット』が99%」の紹介です 読書は知識や情報をインプットするための行動です。文芸などはインプットというより読書自体が目的のところもありますが、それでも自身の内に蓄積していく個人的な行為です。…