こんにちは。本日は、アガサ・クリスティの「予告殺人」の感想です。 マープルシリーズは、12の長編と20の短編が執筆されています。「予告殺人」は長編第4作目です。ジェーン・マープルは、ポアロに並ぶクリスティ作品の人気キャラクターです。クリスティ自…
こんにちは。本日は、フィリップ・K・ディック氏の「ユービック」の感想です。 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」以来のディック作品です。秀逸な海外SF作品と言えば、「ユービック」は必ずと言っていいほど名前が上がります。 ディックの作品は映…
こんにちは。本日は、スペンサー・ジョンソン氏の「チーズはどこへ消えた?」の感想です。 二匹のネズミと二人の小人が迷路の中でチーズを探す童話形式の物語です。発見したチーズが突然消えた時、彼らの行動の違いがビジネスやプライベートにおける考え方を…
伊藤計劃の「虐殺器官」を読んだ時の衝撃は、今でも鮮やかに記憶に残っています。彼の描いた世界に引き込まれ一気に読みきってしまった。 私は評論家でも批評家でもないので、「どこが?」「どのように?」と問われると返答に困ってしまいます。ただ、読んだ…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「サブマリン」の感想です。 「チルドレン」から12年振りに「陣内」が戻ってきました。伊坂作品の中でも、陣内は魅力的なキャラクターです。破天荒で無茶な人物ですが、言葉や行動には人生の真理を感じることがあります。…
こんにちは。本日は、三浦しをん氏の「まほろ駅前番外地」の感想です。 「まほろ駅前多田便利軒」の続編ですが、続編というよりは番外編の印象です。スピンアウトストーリーを含む七つの短編で構成されています。主要登場人物の日常や人生が描き出されます。…
こんにちは。本日は、2020年本屋大賞"大賞"受賞作、凪良 ゆう氏の「流浪の月」の感想です。 読み始めると一気に最後まで読み切ってしまうほど引き込まれます。一体、何に引き込まれるのだろうか。主人公たちの生き方に共感したのではなく、人間同士の関わり…
こんにちは。本日は、サイモン・シン氏の「フェルマーの最終定理」の感想です。 約3世紀、多くの数学者が挑んで証明できなかったフェルマーの最終定理。存在することは知っていましたが、それほど意識したことはありません。どれほど難問なのか実感もなかっ…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「クジラアタマの王様」の感想です。 小説の間にコミックパートを挟んだ作品です。作品の一部として絵が存在します。 文章でアクションや立ち回りを表現することも小説の醍醐味ですが、一方で、絵で表現した方が直接的に…
こんにちは。本日は、2019年本屋大賞第9位、芦沢 央さんの「火のないところに煙は」の感想です。 ミステリー作家が書いたホラー小説です。正直なところ、ホラーや怪談は苦手な分野です。小説で読むことはあまりありませんし、映画も極力観ないことにしてい…
こんにちは。本日は、メンタリストDaiGo氏の「後悔しない超選択術」の紹介です。 メディアに登場する機会も多いので知名度は抜群です。著作も多いですが、読むのは初めてです。自己啓発というよりはノウハウ本でしょうか。メンタリストの知識と経験を使い、…
こんにちは。本日は、アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」の感想です。 アガサ・クリスティの代表作のひとつで、エルキュール・ポアロシリーズの長編第11作目です。長編だけでも33作品ありますが、その中でも人気の作品です。アガサ・クリスティ自身は、ポ…