読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、備忘録的に感想を綴るブログ。主に小説。映画もたまに。

小説(作家名)-さ行の作家-沢木耕太郎

深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン:沢木耕太郎【感想】

旅は、イタリアに入ります。 ヨーロッパに入り、いよいよ旅の終わりを実感しつつ先へ進んでいきます。 第5巻でアジアの旅に思いを馳せ、二度同じ旅が出来ない喪失感を感じています。旅の目的地ロンドンが近づくにつれ、達成感からは程遠い感情が襲ってくる…

深夜特急5 トルコ・ギリシャ・地中海:沢木耕太郎【感想】

第4巻「シルクロード」は、とにかく移動に次ぐ移動ばかりでした。その国々の深層にまで踏み込むほどの熱意や興味をあまり感じていないようでした。 著者の比較対象は、今までの旅の中でも、特に香港になってしまっているようです。香港のような興奮を感じさ…

深夜特急4 シルクロード:沢木耕太郎【感想】

第3巻「インド・ネパール」で、ようやく本来の旅の出発地であるデリーに辿り着きます。 デリーでの出来事は、第1巻「発端」において、既に詳細に描かれています。第4巻は、発端の続きです。デリーを出発するところから始まります。少しだけ、回想としてデ…

深夜特急3 インド・ネパール:沢木耕太郎【感想】

シンガポールから、本来の旅の出発地であるインドへと旅立つところから始まります。と言っても、旅の出発地となる「デリー」に向かわず、手前の「カルカッタ」へ降り立つところは、いかにも、放浪に近い「旅」の醍醐味なのであろう。 カルカッタへ行くと決め…

深夜特急2 マレー半島・シンガポール:沢木耕太郎【感想】

香港を出発し、次の目的地は、タイ・バンコク。バンコクに行く決心をした理由も面白い。香港滞在を延ばすためのビザを書き換える窓口が混んでいて、全てが面倒になり、バンコク行きを決意する。 いかにも、放浪に近い旅だと思う。 思いついた時に、思いつい…

深夜特急1 香港・マカオ:沢木耕太郎【感想】

旅に出たくなる。その一言に尽きます。 この小説で描かれているのは「旅行」ではなく、「旅」と言う言葉が相応しい。「旅」でなければ「放浪」と言う言葉でもいいかもしれない。行程表もなく、自分がこうしたいと思った通りに行動していく。 ただ、その行動…