読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

小説(作家)-あ行の作家-伊藤計劃

『ハーモニー』:伊藤計劃|ミァハが求めた世界は・・・

数少ない伊藤計劃の長編のひとつです。「屍者の帝国」を彼の長編にカウントしなければ、「ハーモニー」が最後の長編作品ということになります。彼独自の世界観により設定された近未来を舞台に、人間が人間として存在する意味や価値にまで踏み込んだ作品です…

『虐殺器官』:伊藤計劃|贖罪をするために罪を作り出す

この小説を読んで、ふたつのことを感じました。まずは、これがデビュー作なのかという驚きです。 設定は、9.11以降。フィクションでありながら、現実感の伴う設定に驚かされます。 テロとの戦いの果てに辿り着いた管理体制 軍隊 先進国と後進国 世界は、この…