読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

小説(作家)-ま行の作家-宮部みゆき

『名もなき毒』:宮部みゆき【感想】|毒は人の心に潜み、飽和する

杉村三郎シリーズの第2作目。会社員でありながら探偵のような行動、今多コンツェルン会長の娘婿という立場が及ぼす職場での微妙な立ち位置は変わっていません。それが面白みを増します。彼が所属するグループ広報室の面々も個性的で引き込まれていきます。 …

『誰か』:宮部みゆき【感想】|家族だからこそ逃れられない

杉村三郎シリーズの第一弾。読者は杉村三郎の視点を通じて、事件の真相に迫っていきます。杉村三郎は普通のサラリーマンです。特別な能力を有していないので、彼の視点で描かれる世界は馴染みやすい。彼が考えていることも共感しやすい。謎が輻輳していても…

『ソロモンの偽証』:宮部みゆき|タイトルの意味。それを知った時に全てが分かる。

文庫版を1年くらい前に購入していたのですが6冊というボリュームから、なかなか手が出ず積読状態になっていた小説です。ようやく読み始めましたが、もっと早くに読めば良かったと後悔しました。それくらい夢中になって読める作品です。超長編なのですが、…

『ブレイブ・ストーリー』:宮部みゆき|ワタルが得た勇気(ブレイブ)が未来を変える

「ブレイブ・ストーリー」の内容 「ブレイブ・ストーリー」の感想 ファンタジー世界 絡まり合うストーリー 終わりに 「ブレイブ・ストーリー」の内容 小学五年生の亘は、成績はそこそこで、テレビゲームが好きな男の子。大きな団地に住み、ともに新設校に通…

『模倣犯』:宮部みゆき|犯罪に巻き込まれた人々の苦悩が・・・

「模倣犯」の内容 公園のゴミ箱から発見された女性の右腕。それは「人間狩り」という快楽に憑かれた犯人からの宣戦布告だった。炎上しながら谷底へ落ちていく一台の車。事故死した男の自宅には、数々の「殺人の記録」が。事件を操る真犯人の正体は…!?【引用…