読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

小説(作家)-わ行の作家-和田 竜

『村上海賊の娘』:和田 竜【感想】|武士とは違う海賊の生き様

第11回本屋大賞受賞作。和田 竜の小説は「忍びの国」「小太郎の左腕」を読みました。それらに比べ、村上海賊の娘は超長編です。単行本で上下巻、文庫だと4巻に及びます。超長編ながら、気が付けば一気読みでした。 戦国時代の歴史小説だと、主人公は有名な…

『のぼうの城』:和田 竜【感想】|日本三大水攻めに耐えた城

小説より前に映画を観ています。鑑賞したのは数年前ですが、小説を読み進めると映画の記憶も蘇ってきました。映画の記憶と小説が微妙に違うのは原作からアレンジされたのか、私の記憶違いなのか。ただ、小説にかなり忠実に製作されていたのだと感じます。も…

『小太郎の左腕』:和田 竜|雑賀衆の真髄が戦の趨勢を決する

1556年というと、織田信長が今川義元を桶狭間の合戦で破る4年前です。戦国時代初期の設定です。舞台は戦国時代ですが、物語自体はフィクションなので、歴史上の戦国武将が登場するわけではありません。しかし、まるで史実に基づいているかのような錯覚に陥…

『忍びの国』:和田 竜|伊賀忍者の正体を、ここに見た

映画が先か小説が先か悩んだ末に、小説を先に読みました。史実にある「天正伊賀の乱」を背景に描かれているので、フィクションでありながら物語にリアリティが伴います。最後の最後まで手に汗を握ります。歴史小説というよりは、極上のエンターテイメント作…