
2017年11月〜2018年4月にかけて実施された第15回本屋大賞の受賞作一覧です。
- 大賞 『かがみの孤城』辻村深月 【得点:651.0点】
- 2位 『盤上の向日葵』柚月裕子 【得点:283.5点】
- 3位 『屍人荘の殺人』今村昌弘 【得点:255.0点】
- 4位 『たゆたえども沈まず』原田マハ 【得点:227.0点】
- 5位 『AX アックス』伊坂幸太郎 【得点:221.5点】
- 6位 『騙し絵の牙』塩田武士 【得点:214.0点】
- 7位 『星の子』今村夏子 【得点:166.0点】
- 8位 『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人 【得点:162.5点】
- 9位 『百貨の魔法』村山早紀 【得点:162.0点】
- 10位 『キラキラ共和国』小川糸 【得点:88.5点】
大賞 『かがみの孤城』辻村深月 【得点:651.0点】
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。なぜこの7人が、なぜこの場所に――
2位 『盤上の向日葵』柚月裕子 【得点:283.5点】
平成六年、夏。埼玉県の山中で白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一戦に挑もうとしていた――
3位 『屍人荘の殺人』今村昌弘 【得点:255.0点】
神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。“曰く”など気にする風もない部員たちは、肝試しと称し神社に赴くが、想像を絶する異常事態に遭遇し紫静荘に立て籠もることを余儀なくされる。緊張と混乱が続くなか一夜明けると、部員の一人が惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の序章に過ぎなかった――。究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?!
4位 『たゆたえども沈まず』原田マハ 【得点:227.0点】
19世紀後半、栄華を極めるパリの美術界。画商・林忠正は助手の重吉と共に流暢な仏語で浮世絵を売り込んでいた。野心溢れる彼らの前に現れたのは日本に憧れる無名画家ゴッホと、兄を献身的に支える画商のテオ。その奇跡の出会いが”世界を変える一枚”を生んだ。
5位 『AX アックス』伊坂幸太郎 【得点:221.5点】
最強の殺し屋は――恐妻家。「兜」は超一流の殺し屋だが、家では妻に頭が上がらない。一人息子の克巳もあきれるほどだ。兜がこの仕事を辞めたい、と考えはじめたのは、克巳が生まれた頃だった。引退に必要な金を稼ぐため、仕方なく仕事を続けていたある日、爆弾職人を軽々と始末した兜は、意外な人物から襲撃を受ける。こんな物騒な仕事をしていることは、家族はもちろん、知らない。
6位 『騙し絵の牙』塩田武士 【得点:214.0点】
出版大手の「薫風社」で、カルチャー誌「トリニティ」の編集長を務める速水輝也。中間管理職でもある40代半ばの彼は、周囲の緊張をほぐす笑顔とユーモア、コミュニケーション能力の持ち主で、同期いわく「天性の人たらし」だ。ある夜、きな臭い上司・相沢から雑誌廃刊の可能性を突きつけられ、黒字化のための新企画を探る。大物作家の大型連載、映像化、奇抜な企業タイアップ。雑誌と小説を守るべく、アイデアと交渉術で奔走する一方、巻き込まれていく社内政争、部下の不仲と同期の不穏な動き、妻子と開きつつある距離……。
7位 『星の子』今村夏子 【得点:166.0点】
林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。
8位 『崩れる脳を抱きしめて』知念実希人 【得点:162.5点】
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく――。実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く。彼女は死んだのか? ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜を彷徨う。
9位 『百貨の魔法』村山早紀 【得点:162.0点】
時代の波に抗しきれず、「閉店が近いのでは?」と噂が飛び交う星野百貨店。エレベーターガール、新人コンシェルジュ、宝飾品売り場のフロアマネージャー、テナントのスタッフ、創業者の一族らが、それぞれの立場で街の人びとに愛されてきたデパートを守ろうと、今日も売り場に立ちつづける――。
10位 『キラキラ共和国』小川糸 【得点:88.5点】
亡き夫からの詫び状、憧れの文豪からのラブレター、大切な人への遺言……。祖母の跡を 継ぎ、鎌倉で文具店を営む鳩子のもとに、今日も代書の依頼が舞い込みます。バーバラ婦人や男爵とのご近所付き合いも、お裾分けをしたり、七福神巡りをしたりと心地よい距離感。そんな穏やかで幸せな日々がずっと続くと思っていたけれど。



