読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

映画「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を観た

 前作「フォースの覚醒」公開から2年。続編の「最後のジェダイ」を観てきました。去年の公開日直後に観に行く予定が、いろいろと忙しくようやく映画館で鑑賞することが叶いました。「フォースの覚醒」の終わり方があまりにも次作に期待感を持たせる終わり方だったので、続編を観ずにはいられない。というよりも、続編ありきの作り方なので、「フォースの覚醒」だけを観ても意味がない気がします。「フォースの覚醒」はそれなりに楽しめたのですが、中途半端に終わってしまうので。エピソードⅦ~Ⅸまでを1セットでストーリー完結させるのならば、こんなに間を空けることなく1年ごとに公開して欲しい気もします。

 それは、さておき、前作「フォースの覚醒」は、実のところ期待ほどではなかったというのが率直な感想です。ただ、シリーズが進むごとに盛り上がってくることを期待し劇場に足を運びました。観なければいけないという義務感みたいなものもあったかもしれません。              

「最後のジェダイ」のSTORY 

『フォースの覚醒』のラストシーンで、万感の思いを込めてルークにライトセーバーを差し出すレイ。彼女をじっと見つめるルーク。そこに言葉はない。観る者の胸を感動で満たし、同時に様々な想像をかき立てずにはいられなかった、このラストシーン。――そして物語は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと受け継がれる。
伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーとめぐり逢ったレイが知ることになる驚くべき真実とは? なぜカイロ・レンはダース・ベイダーを受け継ごうとするのか? さらには、レジタンスを率いるカイロ・レンの母親レイアと、ポー、フィン、BB-8らレジスタンスたちの新たなるミッションとは? そして、タイトルの“最後のジェダイ”が意味するものとは?
――知られざる秘密が明かされるとき、さらなる謎が生まれる。【公式HPより】 

「最後のジェダイ」の感想 

 はっきり言って、がっかりしたというのが第一印象です(私の勝手な感想です)。不満点は多々あるのですが、いくつか書き出すと、 

  1. レジスタンスの体たらくぶり。作成能力のなさと行き当たりばったりの行動。
  2. フォースが都合のよい道具に成り下がっている。
  3. レイは、何故ここまで強力なフォースを使えるのか(これは、エピソードⅨで明らかになるかもしれませんが)。
  4. レイは、まともな修行を受けていないのに、カイロ・レンと対等に闘えるのはどうしてか(「フォースの覚醒」の時からの疑問です)。
  5. フィンとローズの作戦に意味はあったのか。 

 書き出すときりがありません。ちなみに、次のサイトに「最後のジェダイ」の駄作ぶりを詳細に分析・検討したブログがあります。ご参考に。 

 ただ、高評価している方々もいるのも事実です。上記ブログを書いた方が、違う視点で「最後のジェダイ」の傑作性も書いています。同じ方が「最後のジェダイ」を違う視点で観ることにより二面性を把握しています。面白い。 

 私は駄作のブログに共感しますが、いろんな見方があるのだな、と感心してしまいました。 最後に、私の拙い意見を。「最後のジェダイ」がターゲットとする観客層は、一体どこだったのか。

 旧三部作を劇場で観た人々(50歳代中盤以降)だろうか。旧三部作を観て熱狂的なファンとなった人々は、圧倒的なスケールのストーリーと特撮そして人の心を扱った奥深い作品に熱狂的になったのだと思います。そのスター・ウォーズに対する思いを壊してしまったように感じます。それでは、若い世代だろうか。若い世代にとって、スター・ウォーズは特別視される映画ではないかもしれません。スター・ウォーズが飛び抜けて他の映画と違う、という印象を持っていないでしょう。映像にしてもストーリーにしても。 

 既成概念のスター・ウォーズを壊して、新しい歴史を作る。監督の意図はそこにあったのかもしれません。しかし、どっちつかずの中途半端な出来になってしまった。それが感想です。ちなみに、私がこの映画を観て心が沸き立つような気持ちになったのは、ルークが、カイロ・レンと闘う最後のシーン(これもフォースによるフォログラフィというオチでしたが)とミレニアム・ファルコン号が自由に飛び回るシーン。 

 結局は、私も懐古的にしか見れなかった。もしかしたら、そこに駄作という評価をしてしまう原因があるのかもしれません。