晴耕雨読で生きる

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定期「2019年6月(水無月)」の読書本

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 梅雨の季節のはずが、例年に比べ梅雨入りは遅れました。6月に蒸し暑さを感じることは少なかった気がします。そんな中で読んだ本は8作品、10冊でした。6月の読書本のおすすめ度を紹介します。  

おすすめ度★★★★★ 

眼の匣の殺人 今村昌弘

班目機関を背景に置いているから、意外性のあるトリックを作りやすい。本格ミステリーとは一線を画しています。次作の期待度も大きい。

イルド・ソウル 垣根涼介

読み始めるとページを捲る手が止まらない。極上のエンターテイメント作品として仕上がっています。本作を読めば、移民政策を調べたくなる。

おすすめ度★★★★

くて痛くて脆い 住野よる

作り出したものを壊された恨み。壊した後悔。どんなものも元に戻ることはないが、未来に向けたエンディングは爽やかさを感じさせます。

モの魔力 前田裕二

夢を叶えるのに手遅れはないし、メモは夢を叶えるための強力な武器になります。夢が見つからない人には見つけるための武器にもなるのでしょう。

おすすめ度★★★

辺のカフカ 村上春樹

本作で登場する人物。起こる出来事。物語の方向。何もかもが複雑に絡まり合うとともに何かが暗示されています。著者が意図する解釈に辿り着くことは難しいが、読み手が感じたことを素直に受け止めればいい。

ードアート・オンライン12 アリシゼーション・ライジング 川原 礫

大図書室の静けさから一転、戦闘シーンの連続です。剣を交え戦う緊張感とスピード感は、SAOの真髄発揮というところでしょうか。

おすすめ度★★

町ロケット ガウディ計画 池井戸 潤

著者らしい勧善懲悪ものですが、物足りなさを感じます。佃製作所の絶対的危機がないから逆転した時の爽快感が少ないのでしょう。

おすすめ度★

解きはディナーのあとで2 東川篤哉

巧妙なトリックに感心しますが、コメディが絡むので軽い印象を受けます。隙間時間にサクッと読める小説です。悪くはないが読み応えは薄い。