晴耕雨読で生きる

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

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定期「2019年8月(葉月)」の読書本

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 お盆が過ぎても、まだまだ暑い日が続く8月。朝晩の涼しさは増してきたような気はしますが。

 8月に読んだ本は6冊でした。8月の読書本のおすすめ評価を。

おすすめ度★★★★★

黙のパレード 東野圭吾

久々のガリレオシリーズですが、やはり面白い。登場人物の変化が新しい感触を与えています。読み応えのあるミステリーでありヒューマンドラマです。

タルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット 伊藤計劃

ゲームを知らない状態で読みましたが、十分楽しめました。伊藤計劃らしい表現や言い回しに世界観を感じます。「虐殺器官」や「ハーモニー」に通じる部分があります。

おすすめ度★★★★

ーソーモンスター 伊坂幸太郎

「螺旋」プロジェクトのテーマに則りながら、全く雰囲気の異なった作品です。プロジェクトのルールに沿うという制限がありながらも、それが面白みとなって読み応えを与えています。

おすすめ度★★★

れでも書ける最高の読書感想文 斎藤 孝

本書を読んだからと言って、すぐに感想文が上手になるというものではないでしょう。ただ感想文に対する考え方、向き合い方、意識は変わるはずです。

おすすめ度★★

羽と劉邦 司馬遼太郎

史実に基づくからこそ重みが出ます。一方、史実に基づくストーリーを作るためには、作者の創作する部分が制限されます。全体的に平坦に感じるのはそのためでしょうか。

おすすめ度★

よならドビュッシー 中山七里

ミステリーを期待して読むよりは、音楽小説、青春小説として読んだ方がいい。ミステリーに期待し過ぎると肩透かしを感じます。