日が短くなり、徐々に寒さも増してきました。読書の秋ですが、あまり読めなかったかな。10月の読書本のおすすめ度です。今月は、「おすすめ度★★★★★」はありません。
おすすめ度★★★★
アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎
どの短編も心が温かくなります。普通の人々の何気ない出会いが特別なものへと変わり、各短編の登場人物が交錯しながら物語が絡まっていきます。
ソードアート・オンライン16 アリシゼーション・エクスプローディング 川原 礫
最終負荷実験がついに始まります。人界軍5,000 VS ダークテリトリー軍50,000の戦いの緒戦は一進一退で推移します。
FACTFULNESS ハンス・ロスリング
知識不足が世界を悪く見せます。データに基づけば、世界は良い方向に向かっていることが分かります。ファクトフルネスの活用の場はどこにでもあります。
おすすめ度★★★
宝島 真藤順丈
沖縄とアメリカと日本本土との関係性も重要なテーマになっています。沖縄の独自性は歴史・民族・性質が複雑に絡まっているので共感や理解することは難しい。
おすすめ度★★
人生の勝算 前田裕二
本書は、読者の意識を高めてくれます。彼の人生を真似る必要はありませんが、人生を考えるいい機会になります。
ラプラスの魔女 東野圭吾
ラプラスの悪魔を肯定的に受け止めるか、否定的に受け止めるか。それ次第で評価は変わるでしょう。
ソードアート・オンライン15 アリシゼーション・インベーディング 川原 礫
ダークテリトリー軍は侵略。人界軍は守護。目的は違っても戦うしか道はありません。最大の戦争の前の静けさは緊張感を高めていきます。
おすすめ度★
父が娘に語る経済の話。 ヤニス・バルファキス
「経済の話」としては面白かった。こういう見方もあるのだと感心します。ただ、全体的に著者個人の考え方に過ぎない印象があります。