晴耕雨読で生きる

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定期「2019年12月(師走)」の読書本

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 平成から令和へと変わった2019年も最後の月です。1年を振り返ると、いろんなことがあったなと思います。12月の読書本は9作品、13冊です。では、12月のおすすめ度合いです。    

おすすめ度★★★★★

頂天家族 森見登美彦

京都を舞台にしたドタバタ劇のファンタジーです。内面にあるのは家族の絆の物語であり、下鴨家の強い絆が結末を幸せなものにします。常に死が纏わりつきながらも悲壮感はありません。

ャプテンサンダーボルト 阿部和重、伊坂幸太郎

秋田と宮城を舞台にしたスピード感溢れる物語です。世界平和まで広がるスケールの大きさに非現実的な部分もありながらも引き込まれていきます。

おすすめ度★★★★

使と悪魔 ダン・ブラウン

登場する団体、地理、歴史などは現実に即しているものもあれば、脚色されているものもあります。ヴァチカンの神秘性とイルミナティの謎めいた存在が引き込まれる要因です。

おすすめ度★★★

空の蜂 東野圭吾

原発に対する問題提起を含んだ作品です。引き込まれる面白さもありますが、それ以上に考えさせられます。純粋なエンターテイメント作品に留まりません。

星の人 アンディ・ウィアー

SFにサバイバル要素を組み合わせています。火星が舞台ですが現実感があります。近い将来の有人火星探査の可能性を感じます。

おすすめ度★★

ードアート・オンライン18 アリシゼーション・ラスティング 川原 礫

全てが丸く収まりスムーズにエンディングを迎えるために、エピローグで一気に物語を収束させています。長かったアリシゼーション編が終了しましたが、結末は微妙な印象を拭えません。

形館の殺人 綾辻行人

多重人格で物語を終わらせるのは納得感よりも都合良さが目立ちます。精密に組み立てられたロジックよりも、精神的な揺らぎで物語を形作ります。本格ミステリーらしさは前三作よりも薄く感じます。

おすすめ度★

法のコンパス 西野亮廣

彼の体験談は全て真実ですが、都合の良い解釈ではないかと感じる部分も多い。彼の体験を考察し一般化すれば時代の深層まで伝わってくるはずですが。

しい死神の飼い方 知念 実希人

死を扱ったヒューマンドラマであるとともにミステリー作品でもあります。文章も読みやすいし難しい言葉も出てきません。