読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

定期「2018年5月(皐月)」の読書本

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 GWから始まった5月。過ごしやすい季節から、徐々に蒸し暑くなっていく予感を感じる日々でした。6月の読書本は、8作品です。GWは遊んでばかりいたので、あまり読書せず。中旬以降から、本格的に読み始めた印象です。それでは、5月の自分勝手なおすすめ度を・・・。  

おすすめ度★★★★★

風堂ものがたり 村山早紀  

本に向き合う書店員たちの暖かくひたむきな思いが伝わってきます。ここに描かれている全ての人たちが、それぞれの物語を持っています。そのことが、厚みがあり読み応えを感じさせる小説にしています。 

たい校舎の時は止まる 辻村深月  

恐怖が支配した物語でありながら、読後には、爽やかさを感じます。謎を解いて終わりでなく、前向きな気持ちにさせてくれる。長編ですが、一気に読ませるだけの内容を持っています。 

おすすめ度★★★★

界を変えた10冊の本 池上 彰  

池上彰さんの解説は分かりやすい。分かりやすい上に、物腰が柔らかく上品で、それでいて主張すべきことはきちんとする。人に理解してもらうように説明するのは難しい。それを実現している池上さんの能力に脱帽しました。

おすすめ度★★★ 

解きはディナーのあとで 東川篤哉   

軽快なストーリー展開の小説と言えますが、内容が軽い。登場人物のコミカルさが、殺人事件の深刻さと犯人逮捕に挑む強い思いを伝えてきません。短篇で読みやすいので、気楽に読んで楽しめますが、心に何かが残ると言ったものではありません。 

夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン 沢木耕太郎   

深夜特急の完結。1年近く続いた旅の結末は、期待通りなのか。全て読み終え、心に残ったものは何なのか。一言では言い表せません。 

事は楽しいかね? デイル・ドーテン  

主人公に共感出来ない人には、納得出来ない部分が多いかもしれません。ひとつでも、納得し実践しようと思うのなら、読んだ価値はあります。自己啓発本はそういうものです。 

おすすめ度★★ 

るキング 伊坂幸太郎   

読み終えたあとの爽快感はあまり感じず、気持ちがスッキリする結末でもありません。モヤモヤ感が拭えない。好みが別れると思います。

鈿迷宮 海堂 尊 

巌雄の独白で全貌が明らかにされるという結末。巌雄の独白で、全ての帳尻を合わせたといった印象です。また、比喩を多用した文章表現も、読みにくさを感じさせます。