2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
こんにちは。本日は、百田尚樹氏の「日本国紀」の感想です。 百田氏は言動が目立つので、批判を集めることも多い。放送作家で「探偵ナイトスクープ」のチーフライターを25年務めていたので、人の関心を集める手法に長けているのだろう。好き嫌いがはっきり分…
こんにちは。本日は、東野圭吾氏の「どちらかが彼女を殺した」の感想です。 加賀恭一郎シリーズの三作目。本作の視点は加賀恭一郎ではありません。被害者の兄「和泉康正」です。彼は愛知県警豊橋警察署の交通課に勤務しています。殺された和泉園子はたった一…
こんにちは。本日は、ティムール・ヴェルメシュ氏の「帰ってきたヒトラー」の感想です。 ドイツで250万部を売り上げ、映画では240万人を動員しています。好意的な評価ばかりではないにしても、それだけ人々の関心を引いた。 ドイツ人にとってヒトラーとはど…
こんにちは。本日は、メンタリストDaiGo氏の「人を操る禁断の文章術」の感想です。 とても実用的な内容です。文章を作成する時の目的を明確化しています。本書の目的を簡潔に言ってしまえば、 読む⇒言葉に反応する⇒想像する⇒行動を起こす このサイクルを起こ…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「AX」の感想です。 「グラスホッパー」「マリアビートル」に続く、殺し屋シリーズの第三弾。シリーズといっても物語が直接的に繋がっている訳ではありません。前二作の登場人物も物語の中で登場する、緩めのクロスオー…
こんにちは。本日は、有川 浩さんの「レインツリーの国」の感想です。 有川 浩さんの作品を読むのは2年振りくらいでしょうか。自衛隊三部作のような恋愛小説もあれば、旅猫リポートにようなヒューマンドラマ(猫ですが)もあります。電撃小説大賞から作家を…
こんにちは。本日は、松原 隆彦氏の「文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る」の感想です。 著者の経歴を見ると、本書の内容に付いていけるか心配になります。ただ、タイトルどおり「文系でもよくわかる」なら大丈夫だろう。そう思いながら読み始め…