晴耕雨読で生きる

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

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定期「2019年11月(霜月)」の読書本

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 徐々に日が短くなり、寒さも増していく季節です。秋も終わり冬へと移り変わっていきます。

 11月の読書本は、10冊でした。私のおすすめ度です。

おすすめ度★★★★★

して、バトンは渡された 瀬尾まいこ

家族の形を一方向から見るだけでは感じ取れない幸せの形があります。幸せの中にいる時は気付かないかもしれませんが、明確に気付く時が訪れます。

おすすめ度★★★★

ポレオン3 転落篇 佐藤 賢一

上り詰めるまでの過程は長かったが、転落のスピードは速く止めることができません。転落篇のスピード感はナポレオンの転落のスピードそのものです。

書する人だけがたどり着ける場所 齋藤 孝

読書は単に楽しいものだと認識することも大事だと思います。まずは読むことから始めることが重要であり、それなら読みやすくて楽しいものから始めればいい。

女の救済 東野圭吾

湯川の存在感はありますが独壇場ではない。綾音と真柴の関係が事件の重要な鍵であり、綾音の心の裡にある動機に気付けるかどうかです。

おすすめ度★★★ 

慢と善良 辻村深月

傲慢と善良はどちらかだけが存在するのではなく裏表なのでしょう。誰の心にも潜んでいます。だからこそ人との関係を築くのは難しい。 

ポレオン1 台頭篇 佐藤 賢一

様々な危機を乗り越え、着実に地位を固めていきます。ナポレオンが歴史の表舞台に出るまでの時代であり困難な時代でもあります。

ポレオン2 野望篇 佐藤 賢一

頂点がいつまでも続かないことは歴史が証明しています。ナポレオンは理解していそうだが、権力の座に就くと忘れてしまうのでしょうか。

ードアート・オンライン17 アリシゼーション・アウェイクニング 川原 礫

アンダーワールドの情勢は 二転三転します。キリトの存在が大きな鍵になるのは明白であり、最終巻に向けたお膳立ては整いつつあるのでしょう。

おすすめ度★★ 

校生からわかる原子力 池上 彰

著者は現状の説明をし、判断を読者に委ねています。高校生も真剣に考え始める時期ということです。

おすすめ度★

金2.0 新しい経済のルールと生き方 佐藤航陽

著者は起業家として現在の経済を肌で感じ理解しています。変化にも敏感でしょうし、経済の行く末を経験と知識から予測できるのでしょう。