2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ご覧いただきありがとうございます。今回は、米澤 穂信さんの「黒牢城」の読書感想です。 第166回直木賞受賞作で、2022年本屋大賞第9位です。 舞台が有岡城で、主人公は荒木村重です。謀反を起こした荒木村重を、小寺孝高(黒田官兵衛の方が分かりがいいと…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、中山七里さんの「ラスプーチンの庭」の読書感想です。 犬養隼人シリーズの六作目です。命をテーマにしたミステリーは謎解きだけでなく、生きることについて考えさせられます。生と死は人間にとって答えの出ない永…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、川原 礫さんの「アクセルワールド5~9」の読書感想です。 スカイ・レイカーこと倉崎楓子がネガ・ネビュラスの復帰しました。謎に包まれた加速研究会が表舞台に登場し、心意の存在を加速世界全体に明かします。…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、村上春樹氏の「長編小説 作品一覧」です。 村上春樹氏は、日本のみならず海外でも高い評価を受けています。ハルキストと呼ばれる熱狂的なファンも多い。ノーベル文学賞も期待されているほどです。なかなか受賞に…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、新川 帆立さんの「元彼の遺言状」の読書感想です。 第19回「このミステリーがすごい!」大賞の大賞受賞作です。新川帆立さんのデビュー作でもあります。新川さんは弁護士で、元プロ雀士です。興味を抱く経歴です…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、逢坂 冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」の読書感想です。 第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作です。全選考委員が最高点を付け、満場一致で受賞しました。直木賞候補にも選ばれ、2022年本屋大賞も大賞を受…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、芦沢 央さんの「神の悪手」の読書感想です。 将棋を軸にした五つの短編で構成されています。将棋の勝負を描くというよりも、将棋に関わる人たちの人生を描いています。全ての短編ではないですが、全体的に重く暗…
ご覧いただきありがとうございます。今回は、レイ・ブラッドベリ氏の「華氏451度」の読書感想です。 レイ・ブラッドベリ氏の代表作です。1966年に「華氏451」のタイトルで映画化もされています。映画化と言えば、マイケル・ムーア監督がブッシュ政権批判のた…
2021年12月〜2022年4月にかけて実施された第19回本屋大賞の受賞作一覧です。 大賞 『同志少女よ、敵を撃て』逢坂 冬馬 【得点:463.5点】 2位 『赤と青とエスキース』青山 美智子 【得点:341.5点】 3位 『スモールワールズ』一穂 ミチ 【得点:315.0点】 …