読書LIFE ~毎日が読書日和~

本を読み、感想や書評を綴るブログです。主に小説。

定期「2018年7月(文月)」の読書本

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 暑さが尋常じゃなかった7月。仕事や外出から帰ると、ぐったりと疲れ切ってしまいます。それでもクーラーを効かした部屋にしばらくいると、本を読んでしまいます。7月に読んだ本は、9冊でした。それでは7月の読書本のおすすめを。 

おすすめ度★★★★★

ゆたえども沈まず 原田マハ  

 フィンセントやテオが抱いていた本当の思いがどうであったか分かりませんが、この小説に描かれている彼らは、現実のフィンセントとテオであるように感じます。ゴッホの作品を、彼の人生と重ね合わせながら見てみたいと思いました。

おすすめ度★★★★

ー!ファーザー 伊坂幸太郎  

 「オー!ファーザー」は、第一期の伊坂幸太郎の持ち味がふんだんに盛り込まれています。やはり第一期の伊坂幸太郎は無条件に面白い。 

猫リポート 有川 浩  

 悟と密接に関係のある人々の目を通して語られる彼の人生は、とても豊かで満ち足りたものです。結末は、涙を誘いますが、決して悲しさだけの涙ではありません。満ち足りた感動の涙です。

おすすめ度★★★

ジラの彼 有川 浩   

 ベタ甘なラブコメですが他の作品と一線を画すのが、舞台を自衛隊、主要な登場人物を自衛隊員にしていることです。普段、目にしない自衛隊のことを知ることが出来るのも、この小説の読みどころだと思います。 

面病棟 知念実希人  

 テンポのよいストーリー展開はページを捲る手を止めませんが、意表を突いたどんでん返しはありません。ただ、予想の範囲内に収まる気持ちよさはあります。  

おすすめ度★★ 

上彰と考える、仏教って何ですか? 池上 彰  

 仏教とは何かについて、我々は知っていく必要があります。日本人にとって、仏教が果たす役割は決して小さいものではありません。仏教について知ることは、有意義なことだと感じました。 

に舞いあがるビニールシート 森 絵都  

 6編の物語は、登場人物たちの心の変化を良く捉えています。しかし、押しつけがましく感じる短篇もあります。彼らが信じるものが一番正しいと、いかにも金科玉条のように押し付けてくる印象を拭えません。  

おすすめ度★

ロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 辻村深月   

 残念ながら、私は共感出来ませんでした。彼女たちの考え方や感じ方は、私の心に馴染まない。30歳の女性はこんな考え方をするんだな、と思うに留まりました。 

枠外

人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー   

 正直言って、読み応えのある作品とは言い難い。短編なので仕方ないのかもしれません。やはり、彼らの真の実力を知るためには、彼らの長編を読むべきだと感じました。