2005年11月〜2006年4月にかけて実施された第3回本屋大賞の受賞作一覧です。 大賞 『東京タワー オカンとボクと、 時々、オトン』リリー・フランキー 【得点:279.0点】 2位 『サウスバウンド』奥田 英朗 【得点:196.5点】 3位 『死神の精度』伊坂 幸太郎 …
物語の前半と後半で、これほど様相が変わると思わなかった。前半はミステリーの要素が多く、後半は完全なホラー小説に変貌しています。「バトルロワイヤル」を未読なので比べようもないですが、「バトルロワイヤル」も「クリムゾンの迷宮」も初版発行が1999…
シンガポールから、本来の旅の出発地であるインドへと旅立つところから始まります。と言っても、旅の出発地となる「デリー」に向かわず手前の「カルカッタ」へ降り立つところは、いかにも放浪に近い「旅」の醍醐味なのであろう。カルカッタへ行くと決めれば…
堀江貴文氏の本を読むのは3冊目になります。「多動力」は、25万部を突破しているようです。直接的で過激な言い方が多いので、賛否が分かれるのは仕方がない。ビジネス書と言うよりは、自己啓発本と感じます。堀江氏の本はまだ3冊目ですが、基本的にビジネ…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「フィッシュストーリー」の感想です。 独立した4つの中編で構成されています。収録作品は、「動物園のエンジン」「サクリファイス」「フィッシュストーリー」「ポテチ」の4作品です。文庫では中編と紹介されていますが…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「陽気なギャングの日常と襲撃」の感想です。 何も考えずに読めて、単純に笑えて楽しめる極上のエンターテイメント作品です。特に、深いメッセージ性は感じません。だからこそ、気楽に読めます。「魔王」のメッセージ性の…
川村元気さんの本を読むのは初めてです。「世界から猫が消えたなら」の作家として知っていました。この本を読むにあたり経歴を調べてみると、あまりに有名な映画プロデューサーということを知りました。小説「世界から猫が消えたなら」も100万部以上を売り上…
2018年。最初の月の読書本は、11冊でした。あまり読まなかったな、という印象です。今月は、伊坂幸太郎が3冊。沢木耕太郎が2冊。アガサ・クリスティーが2冊。特定の作家さんに偏ってしまいました。それでは、私のおすすめ度合いを。 おすすめ度★★★★★ 深夜…
本格歯科ミステリー!初めて聞くジャンルです。ジャンルはともかく、帯を見る限りとても斬新な設定のミステリー作品だと思わせます。連続変死体。しかも、死体には歯が全く残っていない。一体、どういうことなのか?何が起こっているのか?期待が膨らみます…
前作「フォースの覚醒」公開から2年。続編の「最後のジェダイ」を観てきました。去年の公開日直後に観に行く予定が、いろいろと忙しくようやく映画館で鑑賞することが叶いました。「フォースの覚醒」の終わり方があまりにも次作に期待感を持たせる終わり方…
2022-4-27 ご覧いただきありがとうございます。今回は、伊坂幸太郎さんの「作品一覧 出版順」です。 私が、特に好きな作家の一人である「伊坂幸太郎」さん。 彼が作り出す小説の世界は、読者を惹きつけ離さない魅力があります。その魅力は、軽妙な会話や緻密…
こんにちは。本日は、伊坂幸太郎氏の「週末のフール」の感想です。 「八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する」 ハリウッド映画では、よくある設定です。その危機を脱するため、リーダーシップを発揮する指導者や危険を顧みず立ち向かう英雄を描くのが、こ…